お家でできる日常ケア
皆様、こんにちは! シッターの柳田です。
お家にいる犬ちゃんの日常ケアは普段どのように行っていますか?
動物病院さんやトリミングサロンに行って専門の方に行ってもらう方が多くいるかと思います。
中には時間が取れず行けないという方もいるかと思います。
今回はお家でできる日常ケアとやり方などをお伝え致します!
1つ目は爪切りです。
頻度としては月に1回くらいです。
育つ環境や年齢によって伸び方も異なります。
爪切りの種類は主に2種類あり、ハサミタイプのものやギロチンタイプのものがあります。
ハサミタイプの爪切りは爪が柔らかい子犬、小型犬に向いています。 成長するにつれ、爪も太く固くなっていくので子犬に適しています。 通常のハサミより小さく初心者の方は使いやすいかと思います。
ギロチンタイプの爪切りはどの犬ちゃんにも使用できます。
動物病院やトリミングサロンでも多く使用されています。 切れ味がよく素早く爪を切ることができますが、軽い力でも切れてしまうので初心者の方は少し難しいかもしれません。
爪を切りすぎてしまい出血させてしまった時のために止血剤を用意しておくと安心です。 犬の爪は猫と違い1回でパチンと切るよりも角を取るように角度を変えながら少しずつ切ってください。
白い爪の子は血管が透けて見えるので血管の数ミリ前まで切ると安心です。
黒い爪の子は血管が見えませんので、切断面が白から透明のような色に変わるタイミングでやめておくのが良いです。
爪が伸びると血管や神経も同時に伸びるので、しばらく爪を切らないでおくと短く切ろうとすると血管や神経を切ってしまう可能性がありますのでこまめに切っておくのが良いです。 もし出血してしまったら、コットンで圧迫し止血剤をつけると早く血を止めることができます。
止血剤がない場合はコットンなどで1~2分圧迫していれば血は止まりますので焦らず止血してあげてくださいね。
2つ目は耳掃除です。
耳掃除はやりすぎてしまうと耳の中で炎症が起きたり傷つけたりしてしまう場合もありますので週1回から2週間に1回程度でかまいません。
汚れ方も環境によって異なるので汚れてきたなと思ったらお掃除してあげてください。
用意するものはコットンとイヤークリーナーです。 コットンにイヤークリーナーを浸し見える部分を優しく拭いてあげてください。
耳はデリケートですので、無理に汚れを取ろうと擦ってしまわないようにしてください。 耳の奥を掃除する場合は綿棒が適していますが汚れが奥に行ったり耳を傷つけたりする場合もありますので家庭で行う場合は指で汚れが取れる範囲をお掃除してあげてください。
異臭や耳が赤くなったりひどい汚れの場合は動物病院で見てもらうことをおすすめします。
3つ目は歯磨きです。
頻度は2日に1回です。 シートタイプ、ガムタイプ、歯ブラシタイプのものがあります。
犬の場合、歯垢は約2日で歯石になると言われています。 歯磨きが苦手な子は何回かにわけて磨いてあげてください。
やり方は、口を持って口元を指先でめくり歯と歯茎の間を優しく磨きます。 強く磨きすぎると歯茎から血が出てしまう為、力加減に注意しやさしく磨いてあげてください。
苦手な子などにはおやつをあげながら褒めてあげると歯磨きは楽しいこと!と覚えて克服できることもあるので最初はおやつをあげながら行ってみてください!
歯石がついてしまうと歯磨きでは取れず、全身麻酔をかけて獣医師の方に取ってもらわないといけなくなってしまうので、予防も兼ねて行ってください。 お家でできる日常ケアは様々あります。 愛犬が健康に過ごせるために定期的にケアしてあげてくださいね!
当店ではシッター以外にもご自宅にお伺いし日常ケアも行うことができます! またカウンセリングのコースもございましてやり方などもお伝えできますのでお気軽にご連絡下さいませ!