シニア犬・シニア猫
みなさん、こんにちは♪
シッターの佐藤です!
今回は犬猫の高齢化についてお話したいと思います。
最近は人間も高齢化社会と言われていますが、犬猫の高齢化も進んでいます。
また、犬猫の寿命は延び続けていると言われています。
ペットが高齢になった時に飼い主様がしてあげられることは何かを知っておくことで、シニアになり不自由になる前から準備をし、急に体調が悪くなってもすぐに補助してあげることが大切かと思います。
このブログを読んでいただいた皆さんに、介護をする際にペットの生活が楽に、毎日が楽しくなるように、何かのヒントになればいいなと思います。
なぜ寿命は伸びているの?
寿命が延びている要因として、医療面の進歩や、フードの発展、介護用品の種類の増加など、様々あります。
動物病院では、皮膚科や腫瘍科など、専門の知識を持った獣医師が治療を行える病院が増えてきています。
また、薬も毎年といって良いほど新しい物が出ているため、症状によって薬を数種類組み合わせて、その子に合った処方を行います。
フードも種類が豊富になり、食べれるものを選べるようになったのも大きな要因の1つです。
今では一般的なって来ていますが、高齢犬用のフードも販売されています。
高齢になると代謝が落ちるためカロリーが低くなっている物が多いです。
皮膚が乾燥してきたり、毛に艶が無くなってきたりするので、脂肪の成分や量も調節されています。
また、消化機能も低下してきます。その為、食物繊維が多く含まれていて、消化を助ける役割もあります。
また、ドライフードなどの固いもの食べにくくなってきた子には、缶詰やパウチなどウェットタイプのフードをあげることで、喉や口内への刺激も無くなり食べやすくなります。
介護用品の種類も豊富になりました。
例えば、犬用の車椅子や歩行の補助のグッズなどがあります。
歩行の補助が出来ることで、運動不足解消になり体力が付きます。
また、高齢になると首を下げてごはんを食べるのが辛くなってきますが、そういった子にはフード用の台も販売されています。
このように老犬、老猫になっても様々な面からサポートしてあげることが出来ます。
シニアって何歳から?
「シニアってよく聞くけど何歳からかイマイチわからない。」や「うちの子はまだ元気だけどもうシニアなの?」といった声をよく耳にします。
一般的には7~8歳からシニアと言われています。
ですが、最近は先程も言ったように寿命が延びていますので、10歳を過ぎても元気な子が多いです。
そのため「シニア」という言葉に抵抗がある方も多いかと思います。
フードは症状が出る前に予防として早めに対策することがオススメです。
元気だからまだ高齢犬用でなくてもいいか。では無く、将来のことを考えて早めにペットの健康を維持してあげましょう。
次回のブログでは、介護ってどんなことをするのか、高齢犬、高齢猫の補助の仕方などお話したいと思います。
ケアペッツ湘南店 佐藤絵梨華