ダックスフンドについて知ろう!

皆様、こんにちは!
シッターの柳田です。
ダックスさんといえば、短足・胴長のイメージですよね!
今回はダックスについてです☆
【歴史】

ダックスフンドはドイツ原産です。
ドイツ語ではダックスフントと発音しますが、日本のJKCは英語のダックスフンドと発音します。
ダックスの基礎の犬は胴と足は一般的な長さでしたが、穴に潜むタイプのアナグマやキツネ猟に使われていくうちに変化し、徐々に胴長短足の体型になりました。
【種類】

種類は3種類います。
・スタンダード
体重9~12kg、胸囲35cm以上。
・ミニチュア
体重5kg以下、胸囲30~35cm。
・カニンヘン
体重3~3.5kg、胸囲30cm以下。
【毛質】
毛質も種類と同様3種類います。
・スムースヘアード
ミニチュアピンシャーとの交配で生まれました。
短毛で硬い毛質が特徴です。
・ロングヘアード
パニエル系の犬種との交配で生まれました。
長毛の毛が特徴です。
・ワイヤーヘアード
シュナウザーとの交配で生まれました。
全身が太く硬い毛で覆われていて、ヒゲと眉毛が特徴的です。
耳はスムースヘアード同様に短毛です。
【性格】
元々が猟犬であるため、時に攻撃的になることもあります。
やんちゃで活発の子が多いです♬
【かかりやすい病気】

・椎間板ヘルニア
ダックスの代表的な病気です。
激しい運動や肥満などで椎間板に負担がかかるとヘルニアを発症しやすくなります。
若い頃から発症しやすく、腰や背中に痛みが出ることが多いです。
進行すると、足に麻痺が出て自力で排泄ができなくなります。
階段の上り下りも負担になってしまいます。
・進行性網膜萎縮症
網膜細胞が萎縮する目の病気です。
初期は暗いところで目が見えにくくなり、進行すると明るい時間帯でも見えにくくなります。
さらに進行が進むと、目が見えなくなってしまいます。
遺伝性のため若い頃に発症することもあります。
・白内障
水晶体が濁り、視力が低下する病気です。
先天性は、生まれつき水晶体が濁っています。
後天性は、外傷や糖尿病、老化で発症します。
・甲状腺機能低下症
ホルモンを分泌する甲状腺の機能が低下することで、ホルモン異常が起こります。
食欲不振にも関わらず体重が増える、皮膚病が起こるなど様々な症状が出ます。
ダックスフンドというと、椎間板ヘルニアが有名な病気です。
動物病院で勤めている時も、ダックスの椎間板ヘルニアは多く、治療する子が多かったです。
最初の段階で見つけることができれば、お薬や安静に過ごすことで症状が和らぎます。
重度になると、すぐに手術が必要となります。
【まとめ】

胴長短足のため、椎間板ヘルニアになりやすいです。
階段や足腰の負担になることはなるべく避けてあげてくださいね☆