お仕事犬について知ろう!
皆様、こんにちは!
シッターの柳田です。
様々なわんちゃんが「お仕事犬」として活躍していますね✩
今回は、お仕事犬の種類や仕事内容についてお話します!
【嗅覚を生かした仕事】
わんちゃんの嗅覚は、人よりもとても優れています。
また、鼻が短い犬種よりも鼻が長い犬種の方が嗅覚が優れています。
・警察犬
主な警察業務をサポートしていて、犯人の匂いや遺留品などの匂いから犯人を特定をする仕事です。
そして、捜索活動では迷子、行方不明者、遭難者などの匂いから見つけ出します。
主な犬種は、ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ドーベルマンなどが警察犬として活躍しています。
・災害救助犬
地震や台風などの災害で行方不明になっている人を優れた嗅覚で捜索する仕事です。
現在では、ジャーマンシェパード、ラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリバー、ボーダーコリーなどが多く活躍しています。
また、小さいダックスフンドや日本犬の柴犬、甲斐犬も活躍して幅広いです。
その他にも嗅覚を生かした、仕事は様々あります!
【頭脳を生かした仕事】
わんちゃんは頭の良い動物で、犬種によっては人の3歳児以上の知能を持つ子もいます。
・盲導犬
目の不自由な方が安全に歩けるようサポートしています。
盲導犬は、黄色か白いハーネスを着けて仕事をしています。
ハーネスを着けているときは「お仕事中」の為、声をかける、撫でる、おやつをあげるといったことはやめましょう。
日本の盲導犬は、ラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリバーの2種類のみです。
・聴導犬
聴覚障害者の生活が円滑に運ぶようにサポートします。
お家にいるときは、チャイムの音、電話音などを知らせ、外では後ろから来る自転車のベルや車のクラクッションなどを知らせます。
聴導犬は、オレンジのチョッキとリードを着けて仕事をしています。
盲導犬と同様に、「お仕事中」は声をかけたりすることはやめましょう。
体の大きさの決まりがなく、様々な子が活躍しています。
・介助犬
手足が不自由な方の日常をサポートします。
落としたものを拾ったり、持ってきたりしてくれ、身障者の体を支えています。
外では、「介助犬」と書かれたチョッキを着ています。
同様に、「お仕事中は」声をかけたりする行動はやめましょう。
盲導犬と同様に、ラブラドールとゴールデンの2種類の子が活躍しています。
【習性を生かした仕事】
犬の祖先はオオカミですが、犬になった今でもオオカミ時代の癖をたくさん持っています。
・牧畜犬
牧場において、家畜が散らばらない様に監視したり、外敵から家畜を守る仕事をしています。
牧畜犬は、自分のテリトリーや仲間を守るという習性を生かした仕事です。
ボーダーコリー、シェルティ、ジャーマンシェパードなどが活躍しています。
・猟犬
狩猟者とともに行動して狩猟のサポートをしています。
猟犬は、狩猟本能や物をくわえて持ってくる本能を生かした仕事です。
イングリッシュポインター、ヨークシャテリア、柴犬などが活躍しています。
・セラピードッグ
病院や老人介護施設などに訪問し、入院している方の心に安らぎを与える仕事をしています。
海外では、「動物介在療法」が取り入れられていますが日本の認知度はまだまだ少ないです。
セラピードッグは、犬種の指定がなく様々な子が活躍しています。
【まとめ】
わんちゃんは、知能が高く様々な現場で活躍し私たちの生活をサポートしています。
「お仕事中」は集中しているため、そっと見守ってあげましょう♪