胃捻転、胃拡張について知ろう!
皆様、こんにちは!
胃の病気について知っていますか?
今回は、この2つの病気についてお話します!
胃捻転・胃拡張ってどういう病気?
何かが原因で胃の中にガスが溜まり、胃が張ってしまうことを胃拡張と言い、
ガスが溜まった状態で胃がねじれてしまうと胃捻転という病気になります。
よく見かける犬種ですと、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ジャーマンシェパード、バーニーズマウンテンドッグなど特に、胸が深いと言われる大型犬に発症しやすいです。
小型犬でも発症する可能性はありますので、どの病気かを知っておくだけでも、発症した際すぐ対応することが出来るかと思います。
胃捻転が発症すると、他の臓器が圧迫されてしまい、血液の流れが悪くなってしまいます。
治療が遅くなってしまうと最悪の場合、命に関わる可能性があります。
なんで発症するの?
はっきりと原因は分かっていませんが、遺伝性の場合や内臓の筋肉が落ちることで発症すると言われています。
発症前の原因として、
・水を一気に飲む
・ご飯を一度にたくさんに食べる
・食後の激しい運動
ご飯を一度にたくさん食べてしまうと胃が膨れてしまうので、1日の回数を増やしたり、一気にお皿にご飯を入れるのではなく少しずつ入れるなど少しの工夫で予防することが出来ます!
ご飯のあとのお散歩の場合は、3.4時間以上間隔を空けてから行きましょう✩
その子によって異なりますが、1時間空けるだけで大丈夫な子もいますので様子を見ながらお散歩に行きましょう。
ご不安な場合は、先にお散歩に行くことを習慣付けておくのもいいかと思います♪
どんな症状?
・普段よりよだれが多く出る
・呼吸が激しくなり苦しくなる
・胃が膨れる
・そわそわする
・吐き気がする
・歩行できなくなる
など様々な症状が出ます。
歩けなくなっている頃には、重症化していますのでその前の苦しそうにしている様子や、そわそわしている様子など些細な変化に気づいてあげることが大切になります。
大半が食後の原因となる行動の数時間以内に発症
することが多いので、上記の症状が出た場合はかかりつけの先生に診てもらいましょう。
心臓などの臓器の病気や、皮膚の病気など、わんちゃんやねこちゃんにも様々な病気がありますが、飼っていた子がこの病気になってしまったという方は多くはないかと思います。
夜ご飯の後、数時間後に気づいて動物病院へ連れて行った。
という方が多いのも1つの理由になるかもしれません。
しかし、このような死の危険がある病気を知っておくことで、予防や対策をしっかりと行い、飼い主様が守ってあげることが大切です。
胃捻転、胃拡張について知ろう!胃捻転、胃拡張について知ろう!
ケアペッツ湘南 柳田