わんちゃんの認知症ってなに?
皆様、こんにちは!
シッターの柳田です。
わんちゃんとねこちゃんの寿命が年々伸びていますね!
高齢化が進むと認知症にかかる子も少なくはありません。
【認知症の症状】
・生活リズムが昼夜逆転する
・夜中に遠吠えする
・呼んでも反応がない
・円を描いて歩く
・狭いところにい入りたがり、後退できなくなる
・学習したことや習慣的なことができなくなる
などの症状が出た場合は認知症が疑われます。
【認知症にならないための対策】
認知症は老化現象で治療や予防は出来ないと言われていましたが、最近はある程度の対策が有効になってきました。
・「不飽和脂肪酸」の摂取
青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸が、夜鳴きや円を描いて歩くなどの認知症の改善に効果があると言われています。
サプリや不飽和脂肪酸が含まれている療法食、青魚を使ったご飯で予防や症状の改善をしてあげましょう。
・刺激のある生活
普段お家の中で生活している子が多いかと思いますが、気分転換でお外に出ることなどで脳への刺激になり、認知症予防になります。
お散歩が好きではない子は、抱っこやカートで少しの時間でも外に出ることでいつもと違う音や空気を感じることが刺激となります!
普段お家にいる時間が多い子にとってはストレス発散にも繋がります!
また、飼い主様とのスキンシップも認知症予防に繋がりますので、たくさんなでなでしてあげてくださいね♪
・筋力を維持
体を動かせなくなってしまうと、認知症が進みやすくなってしまいます。
シニアだからといって運動はやめず、適度なお散歩や運動で筋力を維持しましょう!
【認知症になりやすい特徴】
・13歳以上
13歳頃から症状が出始め、15~16歳で症状がより進み、ピークとなります。
寿命が短いと言われている大型犬では、7~8歳頃から注意しましょう。
・日本犬系の犬種
柴犬や日本犬が他の子たちよりも多く発症すると言われています。
もちろん、洋犬でも発症します。
日本犬は、昔魚がメインの食事をしており現在、肉主体のドッグフードになり不飽和脂肪酸の摂取が低下したことが原因と言われています。
・外飼いの子
育つ環境も認知症に関係しています。
室内にいる子よりも、スキンシップが少ないと言われる外飼いの子は刺激が少なく、脳の老化も進みやすいと言われています。
【認知症の介護】
・ご飯
ご飯を食べづらそうにしていなければ、特に変える必要はありません。
何度もご飯を欲しがる子は、1回量を減らし回数を増やしてあげましょう。
・生活環境
認知症の症状が出ると、後ろ向きで下がることが難しくなります。
そのため狭いところに入ってしまうとバックで出られなくなってしまうので、生活する場所に円形のサークルなどを用意してその中で過ごせるよう、その子に合った生活環境にしてあげましょう。
また、狭いところに挟まってしまったり怪我をしやすくなるためサークルをクッション性のあるもので囲うなど怪我の防止もしてあげてください!
・夜鳴き
なるべく、昼夜逆転の生活にならないようにしましょう。
昼間は、太陽の光を浴びたり刺激のある生活を心がけ、夜に寝られるようにしましょう。
・性格の変化
認知症の症状ではありませんが、目や耳の機能が低下すると急に触れるとびっくりし怖がってしまいます。
その怖さから、攻撃的になってしまう子もいるかもしれません。
触れるときは、優しくゆっくりと触れましょう。
普段から刺激のある生活を心がけ認知症予防をしましょう!
刺激を与えることは、わんちゃんにとってストレス発散にも繋がりますので楽しい生活を送ってください!!!