わんちゃんに与えていいものと悪いものはなに？
皆様、こんにちは！
シッターの柳田です。
わんちゃんにあげていいものと、あげてはいけないものは何か知っていますか？
今回はあげて良いもの、悪いものと食べた時の症状などをお話をします！
【あげて良いもの】
・野菜、果物
わんちゃんは肉食に近い雑食動物の為、人が野菜を食べるほど食べる必要はありませんが、栄養を取るためにあげても良いです。
果物は、頻繁にあげる必要はありませんが、野菜と同じ効果があります。
ご飯のパッケージ書かれている総合栄養食には、様々な野菜が含まれており皮膚の健康維持や、便秘解消などの効果があります。
・穀物
頻繁にあげる必要はありませんが、わんちゃんの栄養にとって足りないものを補う効果もあります。
また、人とは違いデンプンを糖に変えてエネルギーとして効率よく使うことが出来ません。
その為、消化が悪く下痢の原因にもなりますので注意してあげましょう！
・魚類
魚はあげても平気ですが、魚によって与え方が変わるため注意してください！
魚類には、脳を正常に保つ効果もあります。
生の魚の内臓には、アニサキスと言った寄生虫がいます。
アニサキスは、熱に弱いため焼いたり煮たりするとほぼ死滅する為、しっかりと火を通してからあげましょう。
・乳製品
乳製品には、乳糖が多く下痢になってしまうことがありますが、ヨーグルト、チーズ、ヤギミルクなどは乳糖が少ないため健康的です！
しかし、アレルギーを持つ子もいる為注意してあげて下さい。
犬用ミルクも販売されていますので、人間用の牛乳を与えるより専用ミルクをあげる方が安心です！
【あげてはいけないもの】
・ネギ類
ネギ類には、体内のヘモグロビンを酸化させる成分が含まれています。
その為、食べてしまうと中毒症状を起こし貧血を発症してしまいます。
症状としては、呼吸困難、嘔吐、下痢などの症状が見られます。
・アボカド
必ず中毒症状を起こすとは限りませんが、ペルジンという成分が嘔吐や下痢といった消化器症状を起こす可能性があります。
また、大きな種を飲み込んでしまうと消化器官が塞がれてしまうため注意が必要です。
・ぶどう類
年齢や性別等に関わらず、急性腎不全を引き起こす可能性があります。
2~５時間後には、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛などが見られます。
急性腎不全が悪化してしまうと、死に至ることもあるため注意が必要です。
・ナッツ類
ナッツ類は、消化が悪く消化管閉塞、下痢、嘔吐、便秘などが見られます。
特にマカダミアナッツには、強い中毒性があり、接種後12時間後以内に嘔吐や痙攣などの症状が起きます。
・キシリトール
キシリトールは、わんちゃんの血糖値を急激に下げてしまう効果があります。
最悪の場合、肝不全になり死に至ってしまいます。
危険度が高いため、ガムや歯磨き粉にキシリトールが含まれていないかしっかりと確認しましょう。
・チョコレート
チョコレートの中に含まれている成分によって、中毒症状を起こします。
摂取1~4時間で嘔吐、下痢、多尿、痙攣などを起こします。
【まとめ】
ドッグフード以外にも私たちのご飯をあげる子もいるかと思います。
食べて良いものか、悪いものかをしっかりと把握し中毒症状を起こさないように注意しましょう！
また、分からない場合は動物病院や専門の方に確認してからあげましょう！
