老犬のシャンプーの注意点〜その1〜
みなさん、こんにちは!
シッターの佐藤です。
老犬の子のトリミングやシャンプーは体力も使い、終わった後には疲れてしまいいつも以上にぐっすり寝る子も多いかと思います(T-T )
シャンプーの際にはどのようなことに注意するべきか、体のどこに負担があるのかお話したいと思います!
なぜシャンプーが難しくなるの?
シャンプー、トリミングは意外と体力を使います。
プロが行なってもカットの場合は、犬種にもよりますが、2,3時間かかる場合もあります。
その間犬達は基本ずっと立ちっぱなしです、、。
私達、人でも2,3時間立っていると疲れますよね、、。
いつもは体力の使わない子が急にトリミングの際に体力を使うと、心臓などの内臓に負担になったり、精神的にも多少のストレスがかかります。
もちろんシャンプーが大好きだったり、ドライヤーが好きな子達もいますね♪
また毛のカットがある際には、足や腰、首に負担がかかる場合があります。
高齢になると後肢から筋力が落ちる子が多い為、トリミングの最中に座り込んでしまったりする子が多いです。
シャンプー以外にも様々な方法を組み合わせる事でシャンプーの頻度や回数を減らすことが出来ます!
回数や頻度を減らすことで体力の消耗を抑えたり、足腰への負担も減らすことが出来ます。
1つにドライシャンプーがあります。
ドライシャンプーをスプレーしタオルで拭き取ります。
水で流さないので、体温も維持され体調を崩しにくいです。
寝たきりの子には動物病院でも使用する場合があります。
おしっこやうんちをしておむつなどで蒸れてしまう場合も、こまめに拭き取り清潔に保つことで皮膚の炎症を抑えることが出来ます。
シャンプーでの注意点は?
高齢になって自宅でのシャンプー、カットへ切り替える際のポイントがいくつかあります!
先程も書いたように、シャンプーやトリミングは体力を使います。
1つ目のポイントは数回に分けて行う!と言う事です♪
トリミングは大きく工程を分けると「爪切りなどのケア」「シャンプー」「カット」に分かれています。
これを1回で行うと時間がかかってしまいますので、これを少しずつ行なって見ましょう!
<爪切りなどのケア>
まず、爪切り、肛門腺、耳掃除、足の裏の毛のカットなどの日常ケアがあります。
中には飼い主様が出来ないケアもあるかと思います。
ご自宅だと甘えてしまって嫌がってしまう子や、小さい時は出来ていたのにシニアになって出来なくなったと言う子もいるかと思います。
高齢になると頑固になったり、触られるのが嫌になる子もいます。
無理に行うと呼吸が早くなり、チアノーゼといい、酸素が不足し命に関わる症状が出る場合がありますので、しっかりと体調を見ながら行い、難しい場合がプロにお任せしましょう☆
爪切りや肛門腺のみでも動物病院やトリミングサロンで行なってくれますのでお店や病院に確認して見てください♪
また出来る場合も、1日1つずつ行なって見たり、シャンプーなどの日にちとずらして行う方が負担が減るかと思います(^^*)
次回はシャンプー、カットのポイント、コツをお話したいと思います☆
ぜひそちらもご覧くださいo(^^ )o
ケアペッツ 佐藤